Salesforceのクロス条件機能を使ってレポートを作成する方法とは？その便利な使用例まで徹底解説

セールスフォースでレポートを作成する際に、表示するためのレポートが存在していないため、困ったことはありませんか？

例えば「商談をしていない取引先の一覧」を既存のレポートタイプのみで作成することは困難ですよね。

そんな時に有効な機能が「クロス条件」です。

通常のレポート作成画面から簡単に設定できるため、この機会に是非使いこなしてみてください！

クロス条件機能の使用例について

ここでは簡単にクロス条件機能のメリットと使用例について紹介していきます。

クロス集計機能を初めて聞いたという方は参考にしてください！

クロス集計機能とは？

クロス集計機能とはセールスフォース上に備わっている機能の一つで、「対象のオブジェクトに関連するオブジェクトが存在するレコードのみを抽出する」ための機能です。

集計機能とありますが、実際は条件付けを行うための機能になっており、単に「抽出するための条件付け機能」と覚えておけば十分です。

メリットと使用例

メリットとしては、デフォルトの設定では作成できないレポートを作成できるという点です。

この機能により、作成可能なレポートの幅は大きく広がり、作成できないレポートはほぼありません。

使用例としてはこのようなものがあります。

使用例①：商談が関係しない取引先のレポート作成

使用例②：活動を持たない商談のレポート作成

実際にクロス条件を用いる方法とは

ここからは実際にセールスフォース内でクロス集計機能をどのように用いるのかについて紹介していきます。

今回テーマにするのは「商談が関係しない取引先」のレポートです。

操作自体は複雑なものではないため、参考にしてください。

①新規レポートを作成する

セールスフォースのホーム画面から、上部タブ「レポート」を選択する。

その後右上の新規レポートを選択し、新規のレポートを作成する。

②レポートタイプを選択する

次に、レポートタイプの選択をします。

まず「レポートタイプを選択」欄に「取引先」と入力し、レポートタイプ部分に出てくる「取引先」を選択します。

取引先を選択すると、右側に「レポートを開始」ボタンが出てくるため、レポート開始ボタンを選択します。

③クロス条件を追加する

左上部タブにある「検索条件」を選択し、その下にある🔽を選択する。

④クロス条件を追加を選択する

🔽をクリックするとタブが表示されるため、タブ内の「クロス会計を追加」を選択する。

⑤クロス条件の設定を行う

最後に、新しいクロス条件という項目の中から、

• 表示欄:取引先
• タブ欄:関連しない
• セカンダリオブジェクト:商談

を選択し、適用を選択する。

これで「商談が関係しない取引先」のレポートをクロス条件により作成することができました。

その他日付や、表示などを変更し、レポートを保存したら完了です！

まとめ

今回はクロス条件機能を使ってレポートを作成する方法とは？ということでクロス条件機能を用いて様々なレポートを作成する方法について紹介しました。

レポートタイプに自分の求めるものがなかった際、どのように作れば良いかわからず時間がかかってしまいますよね。

クロス集計を用いることで、そのほとんどのレポートを作れるようになるため、この機会に是非習得してみてください！

SFA/CRMの導入を考えている方・既に導入されている方を対象に、オンライン個別相談会を実施中！

取締役

SFA/CRMの導入や構築についてお困りでしたら、一度お話を聞かせていただけませんか？

インサイドセールスCRM導入の成功を左右する体制構築を企業の状況に合わせた形で行なっておりますので、インサイドセールスまたはSFAツール導入を検討中の担当者様はぜひご相談ください！

詳しくはこちら