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おすすめのインサイドセールスツール15選(SFA/MA/CRM)

おすすめのインサイドセールスツール15選(SFA/MA/CRM)

インサイドセールスは、ツールを活用することでその効果を何倍にも高めることが可能です。

とはいえ、インサイドセールスツールには様々な種類があり、どれを活用すべきか分からない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、インサイドセールスに活用できるおすすめのツールを、SFA・MA・CRMの3種類に分けて、5つずつ紹介いたします。

各ツールの特徴やおすすめポイントまで詳しく解説していますので、自社に最適なインサイドセールスツールを導入する際に、参考にしていただけるはずです。

ご紹介するツールを適切に使えば、間違いなくインサイドセールスの生産性を高めることができるでしょう。

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インサイドセールスの目的とは?

おすすめのインサイドセールスツール15選(SFA/MA/CRM)

SFAやCRMのおすすめツールを見る前に、まずはインサイドセールスの目的からおさらいしておきましょう。

インサイドセールスの目的をきちんと理解していないと、SFAをはじめとするインサイドセールスツールを導入しても、まったく成果が出ないこともあります。

インサイドセールスが果たすべき目的を達成するために、ツールを活用するのです。

インサイドセールスの役割を十分わかっている方は、読み飛ばしていただいても構いません。導入するツールを適切に選ぶためにも、インサイドセールスの2つの目的を正確にご理解いただければ幸いです。

  • 営業の効率化
  • 顧客育成

営業の効率化

インサイドセールスは、内勤型の営業スタイルであり、顧客への訪問営業はせずに、非対面で営業活動を実施します。

そのため、移動などの時間やコストがかからずに、より多くの顧客に対して接触できます。単純にアプローチできる顧客の数が増えるので、営業活動の効率化が可能です。

さらに、インサイドセールスを導入することで、フィールドセールスが提案活動をする顧客の優先順位付けもできます。

従来の営業スタイルでは、自社製品やサービスの導入に対して温度感が低い顧客だとしても、提案活動を実施していました。

しかし、インサイドセールスが見込み顧客にヒアリングを実施することで、自社に対して本当に興味を持ってくれている顧客にのみ、提案営業を集中して行えるため効率的に営業活動を行えます。

他にも、インサイドセールスツールを導入することで、営業ノウハウを共有して営業の属人化を防いだり、顧客情報の共有により商談成立までのスムーズな流れを作ったりすることでも、営業の効率化につながります。

 

顧客育成

顧客育成とは、自社サービスを導入までいかないようなニーズが弱い見込み顧客に対して、定期的なアプローチやヒアリングを実施しながら、購買意欲を高め、商談につなげることを指します。見込み顧客(リード)を育成する(ナーチャリング)ことからリードナーチャリングとも呼びます。

マーケティング部隊が獲得した見込み顧客を評価・育成して商談につなげていくのは、インサイドセールスの重要なな役割です。

時には商談に進めないという判断もしながら、最適なタイミングで見込み顧客へアクションします。購買意欲が高まり、ホットリードとなったタイミングでフィールドセールスパスすることで受注率が上がり、会社の売上を最大化します。

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インサイドセールスの主要ツール

インサイドセールスの主要ツール

ここからは、インサイドセールスで活用される3種類のツールについて、詳しく解説いたします。

インサイドセールスツールは、主に以下の3種類です。

  • SFAツール
  • MAツール
  • CRMツール

各ツールにはそれぞれの特徴と役割があり、どのような用途でツールを導入したいかによって、適切なサービスも異なります。

インサイドセールスを効率化できるツールを導入するためにも。各ツールについて詳しく知っていきましょう。

SFAツール

SFAとは、Sales Force Automationの略で、営業活動支援ツールと訳されます。

ヒアリング内容や提案内容などを記録することで、営業活動の管理や分析をしやすくし、業務改善や情報の共有に役立てるのがSFAツールです。

また、SFAを活用すれば、行動管理や目標管理も定量的におこなえます。

SFAを導入することのメリットとしては、営業活動を可視化できることや、営業に関わる情報を共有しやすいことが挙げられます。

インサイドセールスでSFAツールを導入すれば、顧客へのヒアリング内容などを管理しやすく、フィールドセールスの情報共有もスムーズになるでしょう。

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CRMツール

CRMは、Customer Relationship Managementの略で、顧客関係管理のことです。顧客と良好な関係性を築き、取引を継続していくための施策と捉えてもよいでしょう。

CRMツールは、顧客との関係性をより良くするために、顧客情報の管理・共有の用途で導入されます。

具体的には、顧客の氏名や連絡先といった一般的な情報から、やり取りの内容やサービスの利用状況まで、様々な顧客情報を一元管理し、簡単に閲覧・分析する機能がついています。

CRMツールのメリットは、それぞれの顧客の情報を一括で見るミクロ的な使い方から、すべての顧客行動を分析するマクロ的な分析まで、顧客関係を把握するための労力を大幅に削減できることです。

インサイドセールスでも、CRMツールの顧客情報を活用することで、最適なタイミングで適切なアプローチ方法をとれるようになります。

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MAツール

Marketing Automationの略であるMAツールは、マーケティング施策を自動化できるツールです。

顧客の問い合わせに対する1次対応や、メールマガジンの自動配信など、単純なマーケティング業務を自動的に実施してくれます。

とはいえ、マーケティングの自動化ツールであるMAが、なぜ営業であるインサイドセールスで活用できるのか疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

インサイドセールスでもMAが役に立つ理由は、マーケティング経由で獲得した見込み顧客の対応が楽になるからです。

マーケティングから獲得したリードを把握できるのはもちろん、問い合わせへの1次対応を自動化してくれたり、温度感が高いと思われる顧客にはアプローチを勧める通知が届いたりと、インサイドセールスの担当者にとっても便利な機能が多くあります。

過去にサービスを利用していた顧客や、一度ヒアリングを実施してから期間が空いた顧客に対してリマインドメールを送信する機能もあるので、リードナーチャリングの業務を効率化できます。

 

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おすすめのインサイドセールスツール15選

おすすめのインサイドセールスツール15選

ここからは、50社以上のインサイドセールスを支援してきた弊社の経験から、おすすめできるインサイドセールスを紹介いたします。

各サービスの特徴から、利用料金や他サービスと比較したメリットまで解説していますので、どのサービスが自社に向いているのかもご理解いただけるはずです。

おすすめのSFAツール5選

おすすめのSFAツール5選

まずは、おすすめのSFAツールを5つ紹介していきます。

  • SalesCloud
  • Senses
  • RemixCloud
  • Knowledge suite
  • BALES CLOUD

さっそく、各サービスの特徴を見ていきましょう。

1.SalesCloud

公式サイト https://www.salesforce.com/jp/products/sales-cloud/overview/
提供元 Salesforce
料金 初期費用:無料

月額費用:3,000円~

特徴 取引先責任者管理、商談管理、見込み顧客管理、モバイル対応、ワークフロー自動化、自動承認設定、ファイルの同期・共有、自動レポート、ダッシュボード、売上予測

Salesforceは、営業支援ツールのシェアにおいて多くの割合を占めている企業です。

世界でも非常に営業ツールとして有名であり、業界のトップランナーだからこその知見を活かした機能の豊富さや幅広さがメリットといえます。

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2.Senses

公式サイト https://product-senses.mazrica.com/
提供元 Mazrica
料金 初期費用:無料

月額費用:27,500円~

特徴 顧客・案件・行動管理、メール・スケジューラ自動連携、レポーティング・データ分析機能、企業データベース・プレスリリース閲覧、企業データベースによる入力補助、外部サービス連携、モバイルアプリ対応、監査ログ、カスタムリスト作成、IPアドレス制限、API連携、見積書作成、セールスメトリクス、AI予測確度、名寄せ、名刺OCR

営業が使いやすいSFAを目指して開発されたのが、Sensesです。プランによって異なりますが、営業が使いやすいように細かく機能を設計しているので、営業活動に活かしやすいのが特徴です。

 

3.RemixCloud

公式サイト https://www.e-sales.jp/products/remix/
提供元 ソフトブレーン
料金 初期費用:無料

月額費用:11,000円~

特徴 顧客管理、タイムライン、Excel連携、スケジュールTODO管理、日報週報、月間行動予実、案件管理、商談登録

RemixCloudは、結果にこだわって営業活動を進めるために、特に日々の営業状況の管理を重視して設計されているSFAツールといえます。

RemixCloudのメリットは、導入に向けてのサポートが手厚い点です。

 

4.Knowledge suite

公式サイト https://ksj.co.jp/knowledgesuite/
提供元 ナレッジスイート
料金 初期費用:無料

月額費用:10,000円〜

特徴 営業支援・顧客管理・名刺管理・メール配信・Webフォーム作成・スケジュール管理・文書管理・メールサーバー・スマートフォンアプリ・セキュリティ

Knowledge Suiteは、SFAをはじめとするインサイドセールスに必要なツールを多く兼ね備えているパッケージ型ツールです。

名刺管理のようなサービスから、メール配信・Webフォーム作成といったマーケティングにも有用なツールまで入った網羅性がメリットといえます。

 

5.BALES CLOUD

公式サイト https://bales.smartcamp.co.jp/bales-cloud
提供元 スマートキャンプ
料金 不明
特徴 顧客のリスト管理、ワンクリック架電、アナリティクス機能、タスク作成・管理機能、フォーム作成、メール一括配信

BALES CLOUDは、電話効率137%アップ、商談作成数120%アップなどの実績を持っているSFAツールです。

エンジニア不要でツールを構築でき、誰でも使える使いやすさが、BALES CLOUDのメリットといえます。

 

おすすめのMAツール5選

おすすめのMAツール5選

MAツールでおすすめのツールは、以下の5つです。

  • SATORI
  • Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)
  • Adobe Marketo Engage
  • Oracle Eloqua
  • Marketing Hub

 

1.SATORI

公式サイト https://satori.marketing/
提供元 SATORI
料金 初期費用:30万円~

月額費用:約15万円~

特徴 リードマネジメント、トラッキング、LP作成、メール自動配信設定、シナリオ設定機能、URLパラメータ作成、リードスコアリング、hotリード抽出、広告連携、レポート機能、独自ドメイン公開

上戸彩さんのCMでもおなじみのSATORIは、インサイドセールスに活用できるMAツールです。

SATORIはリードの獲得に強いMAツールで、匿名リードのアプローチから獲得強化を目指す企業にはメリットが大きいといえます。

 

2.Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)

公式サイト https://www.salesforce.com/jp/products/marketing-cloud/marketing-automation/
提供元 Salesforce
料金 初期費用:無料

月額費用:15万円~

特徴 リード育成機能、動画メッセージ配信、アクションアラート機能、顧客行動記録、LP・フォーム作成、メール自動配信、広告連動、ウェビナー管理、アナリティクス

SFAツールでも紹介したSalesforceは、Marketing Cloud Account EngagementというMAツールも提供しています。旧サービス名のPardotという名前がよりなじみ深い方もいらっしゃるかもしれません。

Pardotは機能が豊富なだけでなく、SFAのSales CloudなどのSalesforceの製品とも連携しやすいのがメリットです。

 

3.Adobe Marketo Engage

公式サイト https://jp.marketo.com/company/
提供元 Adobe
料金 要問い合わせ
特徴 顧客管理、メールマーケティング支援、モバイルデバイス対応支援、ソーシャルマーケティング支援、デジタル広告連携、Web最適化、企業特化型アプローチ、アナリティクス、AI予測

Adobeが提供しているMAツールが、Marketo Engageです。ソフトウェア開発に強みがある企業だからこその、使いやすいソフトウェア設計がメリットといえます。

 

4.Oracle Eloqua

公式サイト https://www.oracle.com/jp/cx/marketing/automation/
提供元 Oracle
料金 初期費用:200万円〜

月額費用:20万円~

特徴 キャンペーン作成、SMSメッセージ配信、セグメンテーション、ターゲッティング、リードスコアリング、AI分析、

Oracle Eloquaは、キャンペーン作成などの自由度が高く、季節限定キャンペーンなどのマーケティング施策を実施する企業にはメリットが大きいMAツールです。

 

5.Marketing hub

公式サイト https://www.hubspot.jp/products/marketing
提供元 Hubspot
料金 初期費用:無料

月額費用:0円~432,000円

特徴 ブログ運営支援、SNS支援、広告連携、LP・Eメール作成、メール自動配信、ABM機能、収益アトリビューションレポート、顧客データ記録、マーケティングパーソナライゼーション

Hubspotが提供するMAツールが、Marketing Hubです。

無料で利用できるプランもあるため、まずは無料で運用してみてから実用性を判断したうえで、導入するか決められるのがメリットといえます。

 

おすすめのCRMツール5選

おすすめのCRMツール5選

CRMツールでは、以下の5つのサービスをおすすめします。

  • Salesforce Essentials
  • Hubspot CRM
  • Zoho CRM
  • Marketing Cockpit
  • UPWARD

1.Salesforce Essentials

公式サイト https://www.salesforce.com/jp/solutions/essentials/
提供元 Salesforce
料金 初期費用:無料

月額費用:3,000円

特徴 顧客情報管理、操作チュートリアル、学習サポート、営業情報表示、メール・通話・会議の自動記録、モバイルアプリケーション、ツール連携、自動作業割り当て、プラットフォーム作成

営業支援ツールの最大手であるSalesforceの提供するCRMツールが、Salesforce Essentialsです。ここまで説明した通り、長年蓄積したノウハウによる機能性の高さと、他ツールとの連携がおすすめポイントになっています。

 

2.Hubspot CRM

公式サイト https://www.hubspot.jp/products/crm
提供元 Hubspot
料金 初期費用:無料

月額費用:5,400円〜

特徴 コンタクト・取引・タスクの管理、Eメールトラッキング、エンゲージメント通知、Eメールテンプレート作成、スケジュール設定、ドキュメント共有、ミーティングスケジュール、ウェブチャット、見積書の作成、レポート作成、パイプライン管理

デジタルツールを数多く展開するHubspotは、CRMツールも提供しています。

マーケティング部隊から営業担当、マネージャーや経営者まで使いやすい設計というメリットがあるHubspot CRMは、大規模なセールス組織を持つ企業におすすめです。

 

3.Zoho CRM

公式サイト https://www.zoho.com/jp/crm/
提供元 Zoho
料金 初期費用:無料

月額費用:1,680円〜6,240円

特徴 見込み顧客管理、既存顧客管理、商談管理、連絡先管理、アナリティクス、レポート作成、カスタマイズ設定、ユーザー管理、ゲーミフィケーション

ZohoのCRMツールは、ドラッグアンドドロップで簡単に操作できるメリットがあり、機械慣れしていない方におすすめのツールです。

 

4.Marketing Cockpit

公式サイト https://www.fujifilm.com/fb/solution/ondemand/navigation-mktg/mcock
提供元 富士フィルム
料金 要問合せ
特徴 Web顧客行動管理(匿名・リスト内)、紙媒体施策の計測、オフラインデータ統合、コンテンツのパーソナライズ化、アプリ通知、メール配信

様々な製品を開発する富士フィルムが提供するmarketing Cockpitは、様々な顧客情報を統合し、成果につながる施策をサポートすることに強みのあるサービスです。

 

5.UPWARD

公式サイト https://www.upward.jp/
提供元 UPWARD
料金 初期費用:10万円

月額費用:3,800円〜12,800円

特徴 地図表示、自動チェックイン/チェックアウト、かんたん報告、ルート検索、プッシュ通知、周辺検索、電話記録、顧客管理、担当者アサイン、セキュリティ

UPWARDは、組み合わせて利用することで効果を高められるCRMツールです。

顧客情報を地図上に表示して可視化できることや、一人ひとりの行動計画まで作成できるというメリットがあります。

 

インサイドセールス導入後の運用定着も重要

インサイドセールスを導入しても、その後にツールを含めた営業を運用しなければ、効果が出ることはありません。

そこでおすすめするのが、株式会社GoofyのSFA Hands-onというサービスです。

適切なツールの導入から、ツールを活用した営業手法の作成まで、包括的にサポートしてくれます。

また、ツールだけではなく、ダーゲットの選定やインサイドセールスの戦略設計まで支援することも可能です。

これからインサイドセールスツールを導入したい方は、ぜひSFA Hands-onを検討してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

まとめ

インサイドセールスの目的は、マーケティング部門で発掘された見込み顧客に対して電話やメールで直接アプローチし、購買意欲を高めることです。見込み顧客のステータスは常に変化するため、手作業ではとてもさばききれません。

したがって、SFAなどのツールを導入することで、運用効果を高めることが可能です。

今回ご紹介したおすすめのツールを利用し、インサイドセールスの業務を効率的に進めましょう。

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Goofy代表取締役 山本

新卒にてRecuritG入社。
人材派遣/紹介領域で全社年間MVP等複数受賞。
SFA/CRMシステム会社のCSOや複数のベンチャー企業の顧問の経験を経て、営業組織における“インサイドセールス“組織の立ち上げの必要性を感じ、2019年に株式会社Goofyを設立。
当ブログでは、自社ノウハウやSFA/CRM周りの役立つ知識をご紹介いたします。

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