【2022年ランキング】おすすめのインサイドセールス代行会社を徹底比較！

リモートワークが普及したことで、営業活動のひとつである「インサイドセールス」を導入する企業が増加しています。

さまざまな職種の中でリモート化が難しいとされてきた営業活動も、インサイドセールスを導入することによってリモートワークできるからです。

一方、ノウハウがないために標準化ができないといった課題を抱えている企業も少なくありません。

導入の課題を解決するために注目されているのが「インサイドセールス代行」です。

本記事では、おすすめのインサイドセールス代行会社をランキング形式で10社ご紹介します。

【基礎知識】インサイドセールス代行とは？

インサイドセールスとは、電話やメール、オンライン会議ツールなどを用いて見込み顧客（リード）に対して行う営業手法をいいます。

基本的には内勤・非対面で営業を行うのでリモートワークにも適しており、近年コロナ禍の影響で注目されています。

主な目的は、新規見込み顧客の商談機会の創出です。

他に見込み顧客の育成（リードナーチャリング）を行うこともあります。リードナーチャリングでは、顧客へのヒアリングを通して課題を顕在化し、検討段階をワンステップ遷移して契約の成立へと近づけます。

営業活動において重要な役割を担うインサイドセールスですが、導入するにはノウハウが必要です。

もしノウハウがない場合は、代行してくれるサービスを利用することで業務の一部をアウトソーシングすることができます。

次にインサイドセールスの代行サービスを利用する際の、メリットや注意点についてご紹介します。

 

インサイドセールス代行のメリット

ここではインサイドセールス代行のメリットを3つ解説していきます！

 

営業活動の人的負担が減る

インサイドセールス代行を利用するメリットの1つ目は、営業活動の人的負担が減ることです。

代行を利用することで、本来投入する予定だった人的資本の軽減が可能になります。人的負担を減らした部分は、新たな顧客を開拓など、他の営業活動に注力することができます。

またインサイドセールス代行を利用することによって、フィールドセールスに投下する人的資本も確保できます。

フィールドセールスとは顧客先への訪問など、対面での営業手法をいいます。

具体的にはインサイドセールスで開拓した見込み顧客に対し、契約の締結（クロージング）までの営業をして顧客の囲い込みを行っていきます。

フィールドセールスはすでに構築された顧客関係と、蓄積された顧客情報を活用して営業活動を行います。

そのため、インサイドセールスの時点でどれだけ顧客の課題を顕在化し、解決策を提案できるかが重要です。

インサイドセールス代行を利用することにより人的負担の軽減や営業活動の分業化がされるので、結果として見込み顧客への効率的なアプローチが期待できるようになります。

 

受注の母数を増やせる(売り上げに直結)

インサイドセールス代行を利用するメリットの2つ目は、受注の母数を増やせることです。

見込み顧客（リード）へのアプローチを代行することでフィルドセールスに注力でき、受注母数を増やせるからです。

また、代行がリードからの問い合わせなどに迅速に対応してくれるので、リードのフォローまでに時間がかかるといった課題が解決できます。

リードを迅速にフォローしていくことで顧客満足度を上げることができ、結果的に受注の促進になります。

さらに今まで手が回らなかった過去のリードへもアプローチできるようになれば、受注率は大きく向上するでしょう。

受注母数を増やすことは売り上げに直結するので、営業活動においてインサイドセールスが果たす役割は重要だといえます。

 

潜在する顧客への接触機会が作れる

インサイドセールス代行を利用するメリットの3つ目は、潜在する顧客への接触機会が作れることです。

見込み顧客（リード）への営業活動は、潜在している顧客の獲得につながります。

代行を利用することで効率的にインサイドセールスを行えるので、今までアプローチできていなかった、より幅広い顧客との接触機会を作ることが期待できるでしょう。

インサイドセールスのアウトソーシング効果について知りたい方はこちらをご参考ください！

 

インサイドセールス代行の注意点

代行にはメリットがある一方で、注意点もあるのでご紹介します。

インサイドセールス導入する際には、営業活動のクロージングまで行うフィールドセールスとの情報共有や、スムーズな引継ぎなど、組織としての運営が重要になってきます。

せっかくの見込み顧客を、情報の共有不足などが原因で、逃してしまう可能性があるからです。

そのため、代行サービスを利用してインサイドセールスをする場合は、社内の人材で営業活動を行う場合よりも、さらに密にコミュニケーションをとることが必要です。

 

インサイドセールス代行会社の比較ポイント

次に、インサイドセールス代行会社を比較するポイントについて解説していきます。

 

サービス内容

インサイドセールス代行会社のサービス内容には、各社でそれぞれ異なる特徴があります。

導入を検討している場合は、自社に合ったサービス内容を展開している代行会社を選びましょう。

代行会社の主なサービス内容は、アポ獲得型／クロージング一括型／アップセル型の3つです。

 

アポ獲得型／クロージング一括型／アップセル型の比較

	合っている企業	サービス内容	役割
アポ獲得型	マーケティングとフィールドセールスの各部署がある企業	フィールドセールスの商談機会の創出に注力するサービス	アポイントを獲得
クロージング一括型	低価格な商品や説明の容易な商品を取り扱う企業	マーケティングから商談、クロージングまでをワンストップで対応するサービス	クロージングまで
アップセル型	新規営業と既存営業が分かれていない企業	既存顧客に対して更新やオプション等を促すサービス	顧客の単価の向上

 

料金体系

インサイドセールス代行には、主に成果報酬型／固定報酬型の2つの料金体系があります。

成果報酬型は、成果に応じて報酬を支払う料金体系のことで、成果とは具体的にアポイントの獲得や受注件数を指します。

成果報酬型では基本的に固定費用が不要ですが、その分報酬額が割高に設定されていることが多いです。

そのため、代行において特定のプロセスが必要な場合や、一定の期間に集中して代行を利用する場合に最適です。

固定報酬型は、指定された期間に対して一定の報酬を支払う料金体系のことです。

成果に関係なく、あらかじめ代行に必要な費用が決められているため、予算が限られている場合などに最適です。

その他に確認しておくポイントとして、初期費用とオプション費用が挙げられます。

初期費用やオプションの有無、費用については各代行会社によって異なるので、検討している代行会社に問い合わせて調べてください。

インサイドセールス代行の利用を検討する際は、まず予算に合わせて、代行会社に料金体系や初期費用、オプション費用について確認しましょう。

 

【10社】おすすめのインサイドセールス代行を比較

次におすすめのインサイドセールス代行会社をランキング形式で10社ご紹介します。

 

1.株式会社アースリンク「Sakura outsourcing」

・公式サイト:https://www.earthlink.co.jp/services/sakura-outsourcing/

 

・特徴

株式会社アースリンクは、アポ獲得注力型・クロージング型・既存アップセル型のインサイドセールス代行サービス「Sakura outsourcing」を提供しています。

これまでに1500社以上の導入実績があり、IT業界のみならず、卸売業や製造業、販売業など、さまざまな業種に対して、豊富な実績をもとにBtoBの新規開拓を支援しています。

今後インサイドセールスを内製化したいという要望に応えて、データの蓄積も可能です。

またセールスフォースの導入サポートやカスタマイズ、開発のサービスもあり、営業支援ツールの新規導入も検討したいという場合におすすめです。

・料金体系

代行内容により異なるので要問い合わせ

 

2.株式会社ウィルオブ・ワーク「Seiyaku」

・公式サイト:https://willof-work.co.jp/lp/seiyaku/

 

・特徴

株式会社ウィルオブ・ワークはマーケティングからクロージングまでをワンストップで代行するインサイドセールスサービス「Seiyaku」を提供しています。

全国52拠点で営業活動を展開しており、20年以上の営業実績から、必要とする人材を派遣する供給力を保持しています。

また年間約500名の正社員を採用しており、安定した人材供給が可能です。

他に、営業力強化やコンピテンシーなどの研修を実施し、提案力とヒアリング力に長けた営業のプロフェッショナルを育成して営業ノウハウを継承しています。

同社は東証プライム市場上場企業ウィルグループの子会社ということもあり、安心してお任せできるでしょう。

 

・料金体系

固定報酬型 （成果報酬は要問い合わせ）

 

3.株式会社Goofy「SFA Hands-on」

・公式サイト:https://goofy-inc.com/frontbpo/

 

・特徴

株式会社goofyが提供するサービス「SFA Hands-on」では、クライアントごとにカスタマイズされた最適なインサイドセールスを提案しています。

インサイドセールスの導入設計から運用代行までをhands-on型で行っており、同社が保持する120万社のリストを利用したインサイドセールスの実施が可能です。

また、WEBランディングページ、営業資料、ホワイトペーパー、動画などのコンテンツの制作や運用にも対応しています。

インサイドセールス以外にも、営業支援に関わる業務を代行してもらいたい場合におすすめです。

・料金体系

代行内容により異なるので要問い合わせ

 

 

4.スマートキャンプ株式会社「BALES」

・公式サイト:https://bales.smartcamp.co.jp/

 

・特徴

スマートキャンプ株式会社が提供するインサイドセールス代行サービス「BALES」では、インサイドセールスの運用ノウハウを実務支援を通して提供しています。

具体的には、リードの関心度を可視化することでアプローチの優先順位を明確にし、効率的な営業活動が行えるようサポートします。

独自開発のCRM「BALES CLOUD（ベイルズクラウド）」を利用した効率的なナーチャリングも可能です。

また営業活動に必要なアクションをパートナー企業を通して実現可能にする「BALES パートナー」の取り組みも行っています。

「BALES パートナー」ではインサイドセールスを成功に導くために最適なサービスを紹介します。

案件ごとに専任のオペレーターがサポートしてくれるので、状況に応じて柔軟な対応が可能で安心してインサイドセールス代行を任せられるでしょう。

 

・料金体系

固定報酬型

 

5.リーグル株式会社「リーグル」

・公式サイト:https://leagle.co.jp/

 

・特徴

リーグル株式会社は、インサイドセールスとマーケティングオートメーションを組み合わせたクラウドサービスを提供しています。

アポ獲得注力型・既存アップセル型のインサイドセールス代行サービスで、ターゲティングからナーチャリングまでワンストップでの支援が可能です。

料金体系は完全成果報酬型で低リスク、500社以上の導入実績から信頼できるサービスを提供しているといえます。

 

・料金体系

成果報酬型

 

6.SALES ROBOTICS株式会社「SALES BASE」

・公式サイト:https://salesrobotics.co.jp/

・特徴

SALES ROBOTICS株式会社が提供する「SALES BASE」は、独自開発のクラウドシステムを利用した、アポ獲得注力型・クロージング型のインサイドセールス代行サービスです。

SALES BASEは既に1,000社・2,000商材での支援実績があり、導入することでリードやアポの不足、商談の受注率を改善します。

また同社はSalesforceパートナー企業なので、SALES BASEとSalesforceを連携して営業効率を改善することも可能です。

400万件の企業データベースがインポートされた独自のクラウドシステムを利用でき、リードの選定や最新のリードを供給し、営業先を安定して確保が期待できるでしょう。

・料金体系

固定報酬型

 

7.株式会社セレブリックス「CEREBRIX」

・公式サイト:https://www.cerebrix.jp/

 

・特徴

株式会社セレブリックスが提供する「CEREBRIX」は、リードの獲得からクロージングまでワンストップで支援を行うインサイドセールス代行サービスです。

大手企業からベンチャーまで、業種や商材を問わず1,200社12,000サービスにおける、業界でも最大級の支援実績を保有しています。

24年分のデータから得られた営業ノウハウを用いたコンサルティングや営業研修も行っており、組織の改善という点においてもサポートが可能です。

また、これまでの膨大な実績データを分析することにより得られた効果的な営業手法をノウハウ化した独自資料、顧客開拓メソッドを開発しており、常にアップデートされた最新の情報を用いて支援を行っています。

・料金体系

固定報酬型 （成果報酬は要問い合わせ）

 

8.株式会社soraプロジェクト「soraプロジェクト」

・公式サイト:https://sora1.jp/

 

・特徴

株式会社soraプロジェクトが提供する「soraプロジェクト」は、電話とメールを用いたインサイドセールスに対応した代行サービスです。

14年間の営業代行で蓄積された、130万コール以上の独自データベースを活用し、商品やサービスの内容に最適な市場を発掘して営業活動を行っています。

クライアントに合わせて、有望なリストを800万社の中から抽出し、営業先を決定します。

また長期的な視点も持ち合わせており、リードの開拓と育成を実施し、営業先の安定した供給も可能です。

・料金体系

固定報酬型（ただしコール単価は成果報酬型）

 

9.株式会社コンフィデンス「コンフィデンス」

・公式サイト:https://confidence-inc.jp/

 

・特徴

株式会社コンフィデンスはアポイント設定から商談、クロージングまで、インサイドセールスに特化した営業代行サービスを提供しています。

これまでに累計850社を超える豊富な導入実績があり、体系化されたアプローチにより標準化されたクオリティで、クライアントのニーズに合わせた支援を実施してきました。

同社は創業当初から重点的に展開してきた新規事業の立ち上げに強みがあります。

そのため、インサイドセールス代行においても新規事業の立ち上げが多く、強みを生かしながら運営を実施しています。

また、インサイドセールス代行サービスは専任制で行われ、一人のプレイヤーが熟練度を上げてプロジェクトの成功に向けた体制の構築が可能です。

・料金体系

固定報酬型 （成果報酬は要問い合わせ）

 

10.ビートレード・パートナーズ株式会社「インサイドセールス」

・公式サイト:https://www.btdp.co.jp/service/nurturing/inside_sales/

 

・特徴

ビートレード・パートナーズ株式会社では、アポ獲得型・クロージング型のインサイドセールス代行サービスを提供しています。

営業代行として、リードの獲得からナーチャリング、クロージングまで各サービスを提供しているので、どの範囲までを依頼するか、状況に合わせたオーダーメイド型の戦略設計が可能です。

他に、展示会やセミナーでの支援、コンテンツマーケティングなど、幅広いサポートを行っています。

 

・料金体系

固定報酬型

 

まとめ

本記事ではインサイドセールス代行の概要と、おすすめのインサイドセールス代行会社をランキング形式で10社ご紹介しました。

インサイドセールス代行とは、新規見込み顧客の商談機会の創出を代行して行う営業支援サービスです。

インサイドセールス代行のメリットは主に以下の3つが挙げられます。

 

インサイドセールス代行を利用する際の注意点は、情報共有や、スムーズな引継ぎなどの組織運営と、社内で行うよりもさらに密にコミュニケーションをとる点が挙げられます。

また、インサイドセールス代行会社を比較する際は、希望するサービスが提供されているか、予算に合うかなど、サービス内容や料金体系を確認するポイントにしましょう。

自社に合ったインサイドセールス代行会社の利用をぜひ検討してください！