従来のSFAからの移行を決断。salesforce運用の内製化を目指す。
株式会社日商保
interview
権藤 豪 様 / 経営企画部 部長
株式会社日商保
「挑む企業に、新しい保証を。」というビジョンのもと、国内で唯一「敷金減額サービス」を提供している。スタートアップ・ベンチャー企業を中心に多数の法人に導入されている。
課題
1)売上やキャッシュフロー、取引先データなどの情報を上手く蓄積できていなかった
2)SFAを移行する際の社内リソースに限りがある
結果
1)セールスフォースで自社に合ったシステムを構築することで情報整理され、新規契約が3倍になった
2)Goofyの伴走型支援によりSFA構築・運用が成功し、社内の工数を抑えることに成功
SFAを定着させた経験のあるスタッフに作業を委託
弊社の「敷金減額サービス」※1はサービスの特性上、お客様との1:1のビジネスモデルではなく、3角、4角関係というようなビジネスモデルになっています。なので顧客情報や取引先情報が複雑に絡み合っており、従来のSFAではうまく管理できていませんでした。さらに整った管理体制が実現できないかと検討していましたが、従来のSFAからの移行に対する不安やリスクを考え、躊躇している状態でした。そんなときにGoofyさんと出会い、セールスフォースへの移行を決断しました。
SFAを構築・運用定着させた経験のあるスタッフがいるというのがGoofyさんにお願いしようと思った最も大きな理由です。「作業の受託をします」という会社は他にもありましたが、我々もセールスフォースを全く使ったこと無い中で、どう活用するのが良いか判断できませんでした。
ただ、SFAは営業活動の基幹のシステムなので、うまくやらないと現場での活用が円滑に進まないですし、目的をしっかり定義した上でやらないと失敗するのではないか?と感じていて、しっかり伴走してくれる会社じゃないとそういうリスクがあるな、と思っていました。
そんなときGoofyさんからいただいた「SFAは所謂上流のところも含めて運用設計していかないとうまくいかない。Goofyは粘り強くフォローします。」という言葉に納得し、ご支援をお願いしました。
※1 オフィスや店舗を借りる際に発生する「敷金」を削減事業に再投資できず固定化してしまう「敷金」という資産を流動化させるサービス
複雑なビジネスフローにしっかり対応
売上の成果でいうと、年間で新規契約が2.5倍から3倍。外部環境の変化など要因はいくつかありますが、従来は紐付けられなかった情報を連携させることができるようになったことで徐々に成果があがってきていますね。
正直に言うと、従来のSFAからセールスフォースに移行したことで、現場の工数自体は増えています。しかし、今工数を減らせるよう設計しているところですし、内部運用できるようレクチャーしていただいているので不安は少ないです。
他方、マネジメントサイドからは、経営判断や経営管理に必要な全体感を可視化でき、わかりやすくなったという声があがっています。弊社のサービスでは、売上とキャッシュインのタイミングが連動しないといったことが発生するのですが、従来のシステムでは可視化出来なかった。セールスフォースでしっかり流れを構築していただいたおかげで、数字を可視化できるようになりました。
「社内の詳しい人に教えてもらっている感覚」
Goofyさんは、コミュニケーションの取りやすさが魅力なんですよね。外部に依頼する際のリスクとして、共に活動するパートナーさんとうまくコミュニケーションが取れないことによる進行の遅れや認識のズレというものがありますが、Goofyさんはそれが少ないと感じました。依頼する前から担当者さんとフランクにお話できていたことが一番の安心材料でしたね。
定期的なWebミーティングでは、実際に画面を共有しながら説明していただくので分かりやすいです。Web上にSFAツールのマニュアルってあまり無いじゃないですか。あったとしても、ある程度分かることを前提に書かれていることが多くて、慣れていないと正直あまりよくわからない。Goofyさんは作業マニュアルを作成してくれたり、説明している様子を録画してくれたりするので、非常にわかりやすいです。単純に委託しているというだけではなくて、内部で運用でできるように支援してくれるのはありがたいですね。社内の詳しい人に教えてもらっている感覚でレクチャーしていただいています。
こういう風に普段のやり取りの中から信頼感が醸成されているなとも感じています。セールスフォースに関する知識や経験が明らかに違う中で、「これはできません」って言われても我々は信じるしか無い。でも、Goofyさんが言うならそうなんだろうな、と思えるんです。単純に盲目的に納得しているわけではなく、普段のやり取りから信頼感が生まれているのだと思います。
ベンチャーや中小企業には伴走型パートナーが必要
昨今のDX化で何かしらの営業支援ツールは使うことになると思います。だけどSFAって簡単じゃない。今やっている営業活動を変えずにそのまま活用できるシステムがあれば理想的だけど、やっぱりどこかの場面でうまくシステムと調整していかなきゃいけない部分はあります。それをうまく導入して運用を軌道に乗せるまで伴走型で支援してくれる外部のパートナーは、ベンチャー企業や中小企業には必要だと思います。コミュニケーションを取りながら一緒にやっていきましょう、という風に進めていくのであれば、Goofyさんは理想的なのではないかと思います。